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極東開発、2WAY可能な新スライドダンプ発売

2018年5月29日 (火)
空白

サービス・商品極東開発工業(兵庫県西宮市)は29日、ダンプ機構とスライド機構の2つを併せ持つ「スライドダンプ」を開発し、6月4日から販売を開始すると発表した。

新機種は、土砂運搬・排出を行うことができるダンプ機構に加え、小型建機などを積み込み、運搬できるようにするスライド機構を備える。2つの機能を組み合わせることで、現場作業の安全性と効率アップを支援する。

ボディーのスライド操作を行うワイヤレスリモコンを標準装備し、スライド操作に連動して作動するリヤジャッキを搭載、樹脂製ローラを採用することで、路面のキズつきを防止とスムーズな動きを実現した。

テールゲートの上部にはステンレス製のカバーを採用し、防錆性と耐久性を高めた。さらに、テールゲートと地面の接地部には路面のキズ付きを防止する樹脂パッドを装備した。

デッキ骨組みはメインフレームにクロスメンバーを貫通させた極東開発独自の井桁構造を採用し、建機の乗り込み箇所には、デッキ背面の全長にわたって縦骨を配置し、強化している。

販売価格は165.5万円(希望小売価格、シャシ・税別)で、年間360台の販売を目指す。