陸上貨物運送業の死亡者数、38％増加

調査・データ厚生労働省が5月30日に発表した2017年の労働災害発生状況（速報）によると、陸上貨物運送事業の死亡災害による死亡者数は137人で、前年に比べて38人（38.4％）増加したことがわかった。

内訳は、「交通事故」（道路）が57人で最も多く、次いで「その他」20人、「墜落・転落」19人、「はさまれ・巻き込まれ」19人、「飛来・落下」8人、「崩壊・倒壊」7人、「激突され」5人、「転倒」1人、「分類不能」1人だった。

負傷者を含めた死傷災害は1万4706人で5.2％増加した。内訳は、「墜落・転落」が4192人が最多で、次いで「転倒」2240人、「動作の反動・無理な動作」2203人、「はさまれ・巻き込まれ」1606人、「激突」1130人、「交通事故」（道路）916人、「激突され」802人、「飛来・落下」748人、「崩壊・倒壊」431人、「切れ・こすれ」160人、「高温・低温物との接触」116人、「その他」79人、「分類不能」27人、「踏抜き」22人、「有害物との接触」17人、交通事故（その他）7人、「破裂」4人、「爆発」4人、「火災」1人、「感電」1人――となった。