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商船三井、上海海事大学など3者でLNGフォーラム

2018年6月15日 (金)
空白

ロジスティクス商船三井は15日、コスコシッピングエネルギートランスポーテーション、上海海事大学と「Shanghai LNG Forum 2018」を、14日に上海で開催したと発表した。

第1回目となるこのフォーラムは、「グリーン・安全・発展・ウィンウィン」を主題とし、国内外のLNG業界をリードする各社を集め、ビジネスチャンスの開拓・開発戦略の検討・業界トレンドの研究を目的とする専門的な会議。

200人程度が参加し、LNGマーケットの最新動向、海上輸送のトレンド、またLNG船やFSRUに関する最新技術について各社からプレゼンテーションが行われた。

中国では、近年、環境問題への意識の高まりから、クリーンなエネルギーであるLNGへの注目度が増している。昨年、韓国を抜いて日本に次ぐ世界第2位のLNG輸入国になるなど、中国のLNG市場は着実に成長を遂げており、今後もさらなるLNG需要の伸びが期待されている。

商船三井は、2010年3月に締結したExxonMobil社のLNGプロジェクトを皮切りに、中国石油化工(SINOPEC)向けLNG輸送プロジェクト、ロシア・ヤマルLNGプロジェクトで、フォーラムを共催したコスコシッピングエネルギートランスポーテーションの子会社であるコスコシッピングLNGインベストメント(シャンハイ)と中国建造のLNG船14隻を含め、17隻のLNG船を共同で保有・運航しており、中国は商船三井のLNG船事業にとって最重要地域のひとつとなっている。