ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

セイノーHD、ベクトルワンをグループ化

2018年7月6日 (金)

M&Aセイノーホールディングスは6日、同社輸送グループであるココネット(東京都中央区)が、6月28日付でネットスーパーの運営支援を手がけるベクトルワン(大阪市淀川区)の株式を取得し、グループ化したと発表した。

ベクトルワンが自社開発し保有するデリバリーソリューションシステム(DSS)は、自動配車・配送ルートの自動計算・電子サインによるペーパーレス化といった狭域圏の配送を効率的に行う機能を保有しており、ベクトルワンの子会社で買い物支援事業を手がけるインテンツ(同)ですでに200台以上のラストワンマイル車両で運用されている。

DSSに実装している機能を活用することで、新人スタッフがベテランと同等のスピードで配達することが可能となり、生産性の向上が期待できる。また、「これまで配送業務に従事することが少なかった主婦層が安心して業務に就くことが可能となるため、幅広い人材の確保が実現できる」狙いもある。

ココネットでは、社会課題である「買い物弱者」対策として、スーパーなど小売店から食料品・日用品の配達、「御用聞き」、見守りなどの事業を全国で展開している。