ロジスティクスドイツの物流事業者ラインカーゴは12日、ライン川の低水位に伴う内陸水運の輸送力低下を補うため、デュイスブルクの製鉄所ヒュッテンベルケ・クルップ・マンネスマン(HKM)向けに、ロッテルダム発の鉄道輸送を追加すると発表した。石炭と鉄鉱石を運ぶ既存の河川輸送を鉄道で補完し、原料供給を維持する。

(出所:ラインカーゴ)
通常、HGKシッピング(ドイツ)のドライバルク事業はロッテルダムからデュイスブルクまで1日2万4000トン程度の石炭と鉄鉱石を内陸船で輸送しているが、現在の低水位により輸送量は1日1万4500トン程度まで低下している。ラインカーゴは不足分を補うため、9月末までの予定で両都市間を週3往復する貨物列車を運行する。
1列車当たりの輸送量は石炭2000トンで、週当たり計6000トンを輸送する。運行にあたり貨車46両を借り入れ、193形Vectron機関車を使用する。ロッテルダムの積み込みターミナルとデュイスブルクのHKM拠点を結ぶ。
追加輸送は少なくとも8週間を予定しており、9月末以降の継続はライン川の水位次第としている。HGKシッピングによる内陸水運も継続し、水運と鉄道を組み合わせて原料供給能力を確保する。
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