拠点・施設CBRE(東京都千代田区)は17日、日系企業向けにアメリカの物流施設開発への投資機会を提供する「USインダストリアル・ベンチャー(UIV)」シリーズの第4号プログラムを2026年7月に設立したと発表した。三菱倉庫の米国現地法人が出資し、ノースカロライナ州シャーロットの物流施設「カルドウェル・パーク・ドライブ」の開発事業を投資対象とする。

▲完成予想図(出所:シービーアールイー)
施設はシャーロット都市圏のCaldwell Commerce Centerに建設する。土地面積は約9万7120平方メートル、延べ床面積は2棟合計で約2万1460平方メートル。鉄骨造の平屋建てで、天井高は約9.8メートル。トラックバース20基、トレーラー18台分のスペース、駐車場200台分を設ける。26年8月に本体工事へ着手し、27年6月の完成を予定する。
立地は州間高速道路I-485まで自動車で約5分、I-85まで約9分で、シャーロット市街地からも約20分の距離にある。住宅地にも近く、ECや3PL事業者のラストワンマイル配送拠点のほか、製造業や医薬品関連企業などの利用を見込む。
UIVは、日本企業によるアメリカ物流施設への直接投資を支援する仕組みで、CBREが24年に第1号を組成した。今回は米国籍のリミテッド・パートナーシップを設立し、CBREグループ傘下のTrammell Crow Companyと連携する。CBREは投資対象の選定や案件のデューデリジェンス、資産運用、投資家向けレポーティングなどを担い、着工からテナント誘致、売却までを一貫して支援する。
シャーロットでは人口流入や雇用創出、企業進出が続いているほか、アメリカ南東部の主要消費地へのアクセスにも優れる。CBREはEC市場の拡大やサプライチェーン再構築などを背景に、中長期的な物流施設需要を見込んでいる。
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