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日本郵船、安全推進会議に173人参加

2018年7月10日 (火)

▲今治市での会議の様子

空白

ロジスティクス日本郵船は10日、安全キャンペーン「Remember Naka-no-Se」の一環として、国内外の船主と船舶管理会社の関係先を対象とした船舶の安全推進会議を、今月、本店(東京都千代田区)と愛媛県今治市で計3回開催したと発表した。国内外の船主と船舶管理会社から90社、173人が出席した。

このキャンペーンは、1997年7月2日に発生した原油タンカー「ダイヤモンドグレース」の東京湾中ノ瀬原油流出事故を教訓として、毎年7月1日から2か月間、安全運航の重要性をすべての社員が再確認するもの。期間中、経営トップをはじめ関係する社員が運航船に出向き安全運航について相互理解を深める。

安全推進会議には国内外の船主と船舶管理会社から90社、173人が出席し、昨年に続き「Brush up on Safety Awareness」をスローガンに掲げ、乗組員一人ひとりの継続した安全意識向上や事故・トラブル再発防止対策について情報を交換した。

また、ことし作成した安全推進ビデオ「日本郵船最大の危機-中ノ瀬原油流出事故」で語られている「オープン・コミュニケーション」の重要性についても触れ、船陸間のコミュニケーションをはじめ、ビジネスパートナーである船主・船舶管理会社との率直な意見交換が重要であることを再認識した。