日本郵船、本社と今治で安全推進会議

ロジスティクス日本郵船は25日、同社はかかわりのある船主、船舶管理会社を対象に、同社本店（東京都千代田区）と愛媛県今治市で船舶の安全推進会議を開催した、と発表した。

今月、3回にわたって行われた安全推進会議では、船主と船舶管理会社延べ69社、147人が集まり、減速航海やバラスト水管理条約などの国際ルール対応などについて意見交換が行われた。

また、これまでの同社の安全推進活動を振り返りながら事故データの分析と事故事例のレビューを行い、関係者に対して安全意識の向上と安全運航の達成について理解・協力を要請した。

同社は、1997年7月のダイヤモンドグレース号の油流出事故を教訓として毎年7月1日から2か月間、船舶の安全運航の重要性をすべての社員が再確認する安全キャンペーン「Remember Naka-no-Se」を行っており、安全推進会議はこのキャンペーンの一環として実施している。