ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

日本フードデリバリー、BtoE向け弁当宅配本格参入

2018年8月1日 (水)

フード「みんなの食堂」や「くるめし弁当」などを運営する日本フードデリバリー(東京都渋谷区)は1日、ベントー・ドット・ジェーピーの「弁当将軍」事業と「bento.jp DAILY」事業を譲り受けると発表した。

同社はこれまで、BtoB領域で会議・イベント用弁当の「くるめし弁当」、ケータリングの「シェフコレ」など法人顧客のニーズを満たす「食」のプラットフォームサービスを提供してきた。ことしからは企業の従業員向けに1食500円で温かい社食をデリバリーする福利厚生サービス「みんなの食堂」をスタートさせた。

高まる企業内でのランチ需要に対して一貫したサービスを提供し本格的に企業従業員(BtoE)向け事業に参入するため、ベントー・ドット・ジェーピーから弁当将軍事業とbento.jp DAILY事業を譲り受けることにした。

また、今回の事業譲受により、同社がBtoB領域で培ってきた8000種類以上に及ぶ商品を供給することや商品開発力を活かした弁当将軍の商品アップグレード、そして弁当将軍の最大の強みである密集都市圏での手押しカートを使った効率の高い配送網をさらに活かすため、7万社以上の既存取引法人に対して販路拡大を行っていく。

弁当将軍は、初期費用・月額費用「ゼロ円」で契約翌日からスタートできる弁当の社内販売サービス。最低注文個数の縛りもなく、配達料も無料で120種類以上の日替りメニューを揃えている。bento.jp/dailyは、事前に予約した定時に毎日の「おすすめ商品複数店」を持ってオフィスを訪問する定期型のデリバリーサービス。

また、みんなの食堂、弁当将軍、bento.jp DAILY事業を運営する子会社「タベル」(東京都渋谷区)を設立した。