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三菱ふそう、キャンターなど25万台リコール

2018年8月2日 (木)

行政・団体三菱ふそうトラック・バスは2日、小型トラック「キャンター」の発電機などに不具合があったとして、国土交通省にリコール2件、改善対策1件を届け出た。

発電機に関するリコールは、発電機用プーリー内部のグリスの耐久性が不足しているため、エンジンの低回転領域を主体に使用を続けると、グリスが早期に劣化して当該プーリーが破損することがあり、最悪の場合、当該プーリーが脱落するおそれがあるとして、キャンターなど12万7407台にリコール。

全車両、発電機用プーリーに落下防止プロテクタを装着するとともに、当該プーリーを対策品に交換する。なお、「対策品の準備に時間を要するため、当面の間、当該プーリーを点検し、異常が認められた場合は対策品に交換し、異常が認められなかった場合は、準備が整い次第、対策品に交換する」としている。

(出所:国土交通省)

このほか、ブローバイガス還元装置の遠心分離フィルター、タイミングチェーンについても12万6357台にリコール、エアバッグECU用配線の配索が不適切として、16万3122台に改善対策を届け出た。