日野、レンジャー1556台にリコール

行政・団体日野自動車は23日、中型トラック「レンジャー」の動力伝達装置（スナップリング）に強度が不足しているものがあるとして、国土交通省に同日リコールを届け出た。対象は1556台。

消防車、塵芥車、タンクローリー仕様のレンジャーで、トランスファのアウトプットシャフト抜け出し防止用スナップリングの強度が不足しているため、急発進を繰り返すと当該リングが折損することがある。そのため、アウトプットシャフトがトランスファから抜け出し、スプラインの嵌合が外れ前輪に駆動力を伝達できなくなり、走行不能になるおそれがあるという。

全車両、スナップリングを含むアウトプットシャフト一式を対策品と交換する。