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6月の特積貨物3.4%減、国交省調べ

2018年9月3日 (月)

調査・データ国土交通省が8月31日発表したトラック輸送情報によると、6月の輸送量は特別積み合わせ貨物(調査対象24社)の輸送量が590万9298トンで、前月比3.6%増(季節調整後)、前年同月比では3.4%減となった。

平均稼働日数は24.8日で、前月比1.7日増、前年同月比では0.3日減。稼動1日当たりの輸送量は21万8117トンで、前月比3.5%減、 前年同月比2.2%減少した。

宅配便(14社)の取扱個数は3億4628万6000個で、前月比6%減(季節調整後)となり、前年同月比では0.5%減少。全国の一般貨物トラック事業者(回答803社、調査対象1014社)の輸送量は、前月比5%増、前年同月比1.7%増加だった。

調査対象25社(24社と品目別・地域別輸送状況回答1社)は、品目別トータルで輸送量が増加したと回答する事業者が多かった。品目ごとでは、工場・生産地からの貨物増が「農水産品」、「機械」、「食料工業品」、商社・問屋からの貨物増が「日用品」、倉庫から出る貨物増が「食料工業品」、季節的需要増が「食料工業品」、「日用品」で見られた。一方、倉庫から出る貨物減が「日用品」で見られた。地域別では、「東北」、「関東」、「愛知」及び「中国」で貨物増となっている。

前年同月との比較でみると、品目ごとでは、工場・生産地からの貨物増及び倉庫から出る貨物増が「金属製品」、「機械」で見られた。一方、工場・生産地からの貨物減が「化学工業品」、「日用品」、商社・問屋からの貨物減が「日用品」、倉庫から出る貨物減が「化学工業品」、季節的需要減が「食料工業品」で見られた。地域別では、「東北」、「関東地方」で貨物減となっている。