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3月の特積み貨物1.5%減、国交省調べ

2018年5月31日 (木)

調査・データ国土交通省が5月30日発表したトラック輸送情報によると、3月の輸送量は特別積み合わせ貨物が1.5%減(前年同月比)、宅配貨物が1.2%増、一般貨物が4.9%増となった。

特別積合せ貨物(調査対象24社)の輸送量は590万5379トンで、前月比19%増(季節調整後)、前年同月比1.5%減となった。平均稼働日数は22.6日で、前月比2.1日減、前年同月比では1.9日減となった。稼動1日当たりの輸送量は26万1300トンで、前月比30%増、 前年同月比6.8%増加した。

宅配便(14社)の取扱個数は3億3885万1000個で、前月比10.5%増(季節調整後)となり、前年同月比では1.2%増加。全国の一般貨物トラック事業者(回答802社、調査対象993社)の輸送量は、前月比11.8%増、前年同月比4.9%増となった。

調査対象25社(24社と品目別・地域別輸送状況回答1社)は、前月との比較でみると、品目別トータルで輸送量が増加したと回答する事業者が多かった。品目ごとでは、工場・生産地からの貨物増が全ての品目、商社・問屋からの貨物増が「日用品」、倉庫から出る貨物増が「機械」、「化学工業品」、「食料工業品」、季節的需要増が「金属製品」、「化学工業品」「日用品」で見られた。地域別では、「関東地方」、「北陸信越」、「中部地方」、「近畿地方」、「中国」で貨物増となっている。

前年同月との比較でみると、品目ごとでは、工場・生産地からの貨物増が「農水産品」、倉庫から出る貨物増が「機械」だった。一方、商社・問屋からの貨物減が「日用品」だった。