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7月の特積み貨物輸送量、前年比1.3%増加

2018年10月1日 (月)

調査・データ国土交通省が9月28日発表したトラック輸送情報によると、7月の輸送量は特別積み合わせ貨物(調査対象24社)の輸送量が584万7693トンで、前月比2.2%増(季節調整後)、前年同月比では1.3%増となった。

平均稼働日数は24.1日で、前月比0.7日減、前年同月比では0.2日増。稼動1日当たりの輸送量は24万2643トンで、前月比11.2%増、 前年同月比0.5%増加した。

宅配便(14社)の取扱個数は3億9056万9000個で、前月比1.4%増(季節調整後)となり、前年同月比では1.4%増加した。全国の一般貨物トラック事業者(回答784社、調査対象987社)の輸送量は、前月比3.8%増、前年同月比3.4%増加だった。

調査対象25社(24社と品目別・地域別輸送状況回答1社)は、前月との比較でみると、品目ごとでは、工場・生産地からの貨物増が「機械」、「化学工業品」、「食料工業品」、倉庫から出る貨物増が「食料工業品」で見られた。一方、倉庫から出る貨物減・季節的需要減が「日用品」で見られた。地域別では、「関東地方」、「北陸信越」、「中部」、「大阪」で貨物増となっている。

前年同月との比較でみると、「その他」以外で輸送量が増加したと回答する事業者が多かった。品目ごとでは、工場・生産地からの貨物増が「農水産品」、「金属製品」、「機械」、「化学工業品」、「繊維工業品」、「食料工業品」、「日用品」、商社・問屋からの貨物増が「日用品」、倉庫から出る貨物増が「金属製品」、「機械」で見られた。一方、デパート・スーパーからの貨物減が「その他」で見られた。地域別では、「関東」、「中部」、「中国」で貨物増となっている。