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9月の特積み貨物輸送量5.6%減、国交省調べ

2018年11月30日 (金)

調査・データ国土交通省が11月29日発表したトラック輸送情報によると、9月の輸送量は特別積み合わせ貨物(調査対象24社)の輸送量は515万226トンで、前月比1.2%減(季節調整後)、前年同月比では5.6%減となった。

平均稼働日数は22日で、前月比0.5日減、前年同月比では1.3日減。稼動1日当たりの輸送量は23万4101トンで、前月比1%増と増えたが前年同月並みだった。

宅配便(14社)の取扱個数は3億1922万6000個で、前月比4.1%減(季節調整後)となり、前年同月比では4.1%減少した。全国の一般貨物トラック事業者(回答789社、調査対象1014社)の輸送量は、前月比3.8%増、前年同月比1.5%減少だった。

調査対象25社(24社と品目別・地域別輸送状況回答1社)は、品目ごとでは工場・生産地からの貨物増・倉庫から出る貨物増が「機械」、商社・問屋からの貨物増・季節的需要増が「日用品」で見られた。一方、工場・生産地からの貨物減が「農水産品」「食料工業品」、倉庫から出る貨物減が「日用品」だった。地域別では、「愛知」で貨物増となっている。

前年同月との比較でみると、「農水産品」以外で輸送量が減少したと回答する事業者が多かった。品目ごとでは、工場・生産地からの貨物減が「金属製品」「化学工業品」「繊維工業品」「日用品」、商社・問屋からの貨物減・倉庫から出る貨物減が「日用品」、季節的需要減が「食料工業品」「日用品」で見られた。地域別では、「東北」「関東地方」「中国」で貨物減となっている。