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4月の特積貨物輸送量、0.5%減

2018年7月9日 (月)

調査・データ国土交通省が9日発表したトラック輸送情報によると、4月の輸送量は、特別積み合わせ貨物が0.5%減(前年同月比)、宅配貨物が2%減、一般貨物が3.8%増となった。

特別積合せ貨物(調査対象24社)の輸送量は549万7729トンで、前月比0.4%減(季節調整後)、前年同月比0.5%減となった。平均稼働日数は23.3日で、前月比0.7日増、前年同月比では0.2日減となった。稼動1日当たりの輸送量は23万5954トンで、前月比9.7%減、 前年同月比0.3%増加した。

宅配便(14社)の取扱個数は3億2719万8000個で、前月比2.7%減(季節調整後)となり、前年同月比では2%減少した。

調査対象25社(24社+品目別・地域別輸送状況回答1社)は、前月との比較でみると、「食料工業品」以外で輸送量が減少したと回答する事業者が多かった。品目ごとでは、工場・生産地からの貨物減が「農水産品」、「金属製品」、「機械」、「化学工業品」、「繊維工業品」、「日用品」、商社・問屋からの貨物減が「日用品」、倉庫から出る貨物減が「化学工業品」、「日用品」、季節的需要減が「機械」、「化学工業品」、「繊維工業品」、「日用品」で見られた。地域別では、「関東地方」、「中部地方」、「中国」、「九州」で貨物減となっている。

前年同月との比較でみると、品目ごとでは、工場・生産地からの貨物増が「金属製品」、「機械」、「化学工業品」、「繊維工業品」、「食料工業品」、倉庫から出る貨物増が「金属製品」、「機械」で見られた。地域別では、「中部地方」、「近畿」で貨物増となっている。

全国の一般貨物トラック事業者(回答819社、調査対象1016社)の輸送量は、前月比4.2%減、前年同月比3.8%増となった。