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JMU、1.4万TEU型省エネ船引渡し

2018年9月10日 (月)
空白

荷主ジャパンマリンユナイテッド(JMU)は7日、呉事業所(広島県呉市)で建造していたグレタ・シップ・ホールディング向け1万4000TEU型省エネコンテナ船「ONE AQUILA」(ワン・アクィラ)を引渡した。

同船は、ホールド内18列×11段、デッキ上20列×9段のコンテナを積載することが可能なほか、JFEスチールと共同開発した極厚高張力鋼「YP460」を採用するなどでコンテナ積載能力を極限まで高め、高効率の輸送能力を実現した。

また、独自の省エネ装置「サーフバルブ」「ALVフィン」の採用により高い省エネルギー性能を発揮し、エネルギー効率設計指標フェーズ3の基準を大幅に下回る数値となっている。

主機関には高効率の電子制御エンジンを搭載しており、幅広い速力域で低燃費性能を発揮し、フレキシブルな運航を実現している。

■概要
主要寸法:全長364メートル×幅50.6メートル×深さ29.5メートル×夏季満載喫水15.79メートル
載貨重量:13万8611トン
総トン数:14万5647トン
主機関:DU-WinGD W9X82 ディーゼル機関1基
航海速力:22.4ノット
定員:30人
船級:日本海事協会(NK)
船籍:パナマ