サービス・商品国土交通省は19日、日中韓3国間で物流情報を共有する枠組み「NEAL-NET」(ニールネット)に、20日から新たに8港の船舶・コンテナ情報を提供する、と発表した。
新たに追加されたのは、新潟港(日本)、四日市港(日本)、大連港(中国)、北海港(中国)、防城港(中国)、欽州港(中国)、平沢港(韓国)、蔚山港(韓国)――の8港で、これにより27港の情報提供が可能となった。
ニールネットは2014年8月から運用を開始した物流情報提供サービス。荷主やフォワーダーなどはインターネットを通じて海上コンテナの日本・中国・韓国の情報がタイムリーに把握できるため、貨物の所在位置確認での業務の削減や過剰在庫の削減が期待できる。

▲「NEAL-NET」対象港湾(9月20日時点、出所:国土交通省)