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主要コンテナ航路、北米往航3か月ぶりマイナス

2018年9月28日 (金)

調査・データ日本海事センターがこのほど発表した主要定期航路のコンテナ貨物荷動き動向によると、北米航路の往航(8月)が154万7643TEUで前年同月に比べて0.1%減、3か月ぶりのマイナスとなった。8月の運賃(ニューヨーク-塩田間)は16.9%増となる1TEUあたり2700ドルで3か月連続のプラス。

復航(6月)は55万9582TEUで0.1%増となり、4か月連続プラス。運賃(ニューヨーク-塩田間)は2.7%増の770ドルで2か月連続のプラスだった。

欧州航路(7月)は往航が139万2864TEUで3.7%減となり3か月連続のマイナス。運賃(塩田-英フェリックストウ間)は3.1%減の1240ドルで6か月連続のマイナス。復航は65万536TEUで3.6%減となり2か月ぶりのマイナス。運賃(塩田-英フェリックストウ間)は18.3%減となる940ドルで5か月連続のマイナス。

日中航路(7月)は、往航が重量ベースで103万7862トン(5.1%増)で3か月連続のプラス、金額ベースでは7577億円(13.1%増)で5か月連続のプラスとなった。運賃(横浜-上海間)は360ドルで7.7%減。復航は重量ベースで186万556トン(0.7%減)、金額ベースでは5.8%増の1兆1239億円で4か月連続のプラス。運賃は1.7%減の590ドル。

アジア域内航路(7月、日中韓台香+ASEAN)は342万2200TEU(3.1%増)で2か月連続のプラス。同月のアジア域内コンテナ運賃指数は15.7%減の717ドルで5か月連続のマイナスとなった。なお、アジア域内航路を取りまとめているIADAが2018年2月末をもって休止した。