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7月主要コンテナ航路、北米往航8.7%増

2018年8月23日 (木)

調査・データ日本海事センターが23日発表した主要定期航路のコンテナ貨物荷動き動向によると、北米航路の往航(7月)が156万8973TEUで前年同月に比べて8.7%増、2か月連続のマイナスとなった。7月の運賃(ニューヨーク-塩田間)は8.1%減となる1TEUあたり2250ドルで2か月連続のマイナス。

復航(5月)は56万3373TEUで2.7%減となり、2か月連続マイナス。運賃(ニューヨーク-塩田間)は2.7%増加の760ドルで5か月ぶりマイナスだった。

欧州航路(6月)は往航が136万769TEUで1.7%減となり2か月連続のマイナス。運賃(塩田-英フェリックストウ間)は7.7%減の1200ドルで5か月連続のマイナス。復航は66万4710TEUで5.9%増となり2か月連続のプラスとなった。運賃(塩田-英フェリックストウ間)は24.4%減となる900ドルで4か月連続のマイナス。

日中航路(6月)は、往航が重量ベースで110万4716トン(6.6%増)で2か月連続のプラス、金額ベースでは8038億円(12%増)で4か月連続のプラスとなった。運賃(横浜-上海間)は360ドルで前年並み。復航は重量ベースで182万41トン(7.3%減)、金額ベースでは1.7%増の1兆750億円で3か月連続のプラス。運賃は前年並みの610ドル。

アジア域内航路(5月、日中韓台香+ASEAN)は373万7576TEU(2.5%減)で2か月ぶりのマイナス。同月のアジア域内コンテナ運賃指数は5.3%減の745ドルで2か月連続のマイナスとなった。なお、アジア域内航路を取りまとめているIADAが2018年2月末をもって休止した。