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愛知県、FCフォーク用水素充てん所の運用開始

2018年10月18日 (木)

環境・CSR愛知県は18日、中部国際空港の貨物地区で燃料電池(FC)フォークリフト用水素充てん所が、11月2日から運用を開始すると発表した。

愛知県では、中部国際空港でのフォークリフトなど産業車両の燃料電池化に向け、県と鈴木商館、中部国際空港、トヨタ自動車、豊田自動織機で構成する「セントレアFC産業車両導入促進ワーキンググループ」を昨年4月に設置し、具体的な検討を進めてきた。

その成果の一つとして、セントレア貨物地区で、鈴木商館が環境省・愛知県の補助制度を活用して整備した、FCフォークリフト用水素充てん所が、11月2日から運用を開始する。また、これに伴い、貨物地区内の事業者がFCフォークリフトの導入を予定しているという。

運用開始当日は、セントレア貨物地区でワーキンググループによる取組内容の説明会と、鈴木商館による開所式を開催する。開所式では、この充てん所が再生可能エネルギー(太陽光)由来の水素を利用することから、県がことし4月に制定した「低炭素水素認証制度」に基づき、低炭素水素製造計画の認定証を交付する。