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主要ドライバルク、鉄鉱石輸入3か月ぶり増

2018年7月26日 (木)

調査・データ日本海事センターは26日、主要ドライバルク貨物の5月の荷動き状況をまとめ、公表した。同月は鉄鉱石の国内輸入が前年同月実績を8.7%上回り、3か月ぶりのプラスとなった。

仕出地別ではオーストラリアが1.5%減、ブラジルが46.7%増加した。粗鋼生産は1.8%増加した。

石炭輸入は9.2%増加。原料炭が4.5%増、燃料炭が14.8%増加した。仕出地別ではオーストラリアが12.5%増、インドネシア1.1%減、カナダ57.6%減、ロシア11.3%増。鋼材輸出は0.8%増で、16か月ぶりの増加となった。

一方、中国では鉄鉱石輸入が2.9%増、石炭輸入は0.6%増となった。鋼材輸出量は1.4%減と22か月連続で減少した。なお、鉄鉱石・石炭輸入動向の仕出地別データについては、「中国側のシステム障害により現時点では入手不可」としている。