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商船三井、危険物運搬船をVRで訪船可能に

2018年11月8日 (木)

ロジスティクス商船三井は8日、大型原油タンカー「SUZUKASAN」(スズカサン)へのバーチャル訪船を可能にしたと発表した。

船内のさまざまな場所で撮影した360度写真・動画を、ナーブ(東京都千代田区)のVRソリューションと組み合わせた「ヴェッセルビューVR」を活用した、自動車運搬船「Beluga Ace」(ベルーガエース)に続く第二弾。

スズカサンは、30万トンの原油を一度に輸送できる大型原油タンカーで、全長339.5メートル、全幅60メートルと巨大なため、船内全域を見学するには多くの時間がかかる。竣工後は危険物運搬船となり、特に甲板上では電子機器や火気の利用が制限されるため、訪船しても記録に残すことが困難だおちう。また、長距離輸送に従事することが多いことから訪船機会も多くない。

ヴェッセルビューVRを活用することで、従来の訪船時の制限が緩和されることに加え、危険物取扱船にも安全に訪船ができるようになった。