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物流博物館、12月23日に映画2作品上映

2018年11月20日 (火)

イベント物流博物館は20日、「荷役近代化への道-現場人はいかに闘ったか-」「超重量に挑む-500トントレーラとシキ611」の2作品の映画を12月23日に上映すると発表した。

「荷役近代化への道-現場人はいかに闘ったか-」(1966年・白黒・28分・マツオカ・プロダクション製作/荷役研究所企画/平原直氏製作・脚本・演出)は、戦後間もない時代の荷役現場の人々の姿を記録した貴重な映画。

人力による荷役作業から、初期の機械化実験にいたる様子が描かれている。収録されている映像は、戦前から荷役現場に身を置き、荷役の近代化・機械化に取り組んできた日本の「荷役近代化の父」とよばれる平原直氏が、主に昭和20年代に全国を回り撮影したもの。この作品は同氏が撮りためた映像を自ら脚本を書き編集したもので、貴重な映像記録となっている。

「超重量に挑む-500トントレーラとシキ611」(1971年・カラー・21分・電通・電通映画社製作/日本通運企画/京極高英氏脚本・演出)は、重電機器類の大型化にともない、71年に新たに開発された500トントレーラーと、重量品専用貨車シキ611による大型変圧器輸送の様子を、わかりやすい解説とともに描いた作品。

当日は、10時30分、13時30分、15時30分から3回上映する。定員は各回30人で事前申し込み不要。物流博物館への入館料(高校生以上200円・65歳以上100円・中学生以下無料)は必要だが、上映会は無料。

物流博物館では、所蔵する昭和20年代-50年代の物流に関する映画フィルムを収蔵・デジタル化している。、昨年度に続き、今年度もデジタル化した映像から作品を選び、毎月1回の上映会を開催している。