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日本製紙、ブラジルの合弁会社を完全子会社化

2013年3月29日 (金)

拠点・施設日本製紙は3月29日、丸紅と合弁で設立したブラジルの植林・チップ生産輸出事業会社「AMCEL社」を100%子会社化するとともに、オーストラリアの両社の合弁会社「WAPRES社」の全持分を丸紅に譲渡したと発表した。

ブラジル北端に位置するAMCEL社は、再生可能エネルギー政策で木質バイオマス燃料の需要が高まっているヨーロッパに近い優位性を持っていることから、資源エネルギー事業への展開拠点の一つに位置付け、経営資源を集中することにしたもの。

植林木の成長性や品質の向上を図るなど、より効率的な植林資源の造成・拡大を進めていく。また、発電利用など木質バイオマスの利用への関心の高まりを背景に、世界各地で展開している海外植林事業の経営効率を高め、国際競争力の強化を図る。