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セカンドハーベストJ、SBSと連携し北海道から寄贈食品受取り

2018年12月7日 (金)

環境・CSR日本初のフードバンク団体であるセカンドハーベスト・ジャパン(東京都台東区)は7日、食品卸企業の仲介によりカップ麺780ケース、9360食分を受け取ったと発表した。同社のフードバンク活動支援について協定を締結しているSBSホールディングスが協力し、北海道旭川市内から埼玉県八潮市の同社配送拠点まで、鉄道を利用して輸送を実現した。

セカンドハーベスト・ジャパンは現在、2020年の1年間に東京都内で10万人、神奈川・埼玉で6万人に対し「生活を支えるのに十分な食べ物」を渡すことができるフードセーフティネットの構築を目標とする、「東京2020:10万人プロジェクト」を推進している。この目標の達成には寄贈食品の大幅増が不可欠で、寄贈元から支援先までの食品の輸送手段を十分確保できなければ食品があってもそれを必要な人たちに届けることができない。

こうしたなか、今回の食品寄贈、SBSグループによる輸送支援により、これら2つの課題を解決した。食品卸企業にとっては食品ロスの削減と同プロジェクトへの支援、SBSグループにとっては事業を通じた社会貢献につながった。

セカンドハーベスト・ジャパンでは、各種福祉施設を中心に寄贈された食品を順次提供していくほか、今後もさまざまな分野の企業などとのパートナーシップの形を模索・提案し、同プロジェクトによるフードセーフティネットの構築を目指して活動を拡充していく。