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日立金属、アルミホイール事業から撤退

2018年12月17日 (月)

産業・一般日立金属は17日、アルミホイール事業から撤退すると発表した。

「技術的難易度の高まり」に伴う生産性の低下や需要減少などにより、2016年度から収益性が悪化。事業体制の変更や生産性改善策を進めたが、事業を継続するには「大規模な経営リソースの投入が継続的に必要」だと判断し、撤退を決めた。

同事業の生産拠点は米国1拠点、国内1拠点で、米国拠点のAAPセントメリーズ社の全株式を2019年3月1日付で、光生アルミニューム工業(愛知県豊田市)グループへ譲渡。

国内では熊谷工場(埼玉県)でアルミホイールの生産を行っていたが、顧客と協議して段階的に生産・出荷を停止し、20年9月末をメドに完全に終了する。国内拠点の従業員は生産・出荷終了の進捗にあわせ、グループ内で配置転換し、雇用を維持していく方針。