【決算】名鉄運輸、営業利益10.7％減少

名鉄運輸2011年3月期

M&A和歌山名鉄運輸を傘下に加えるなど、グループ連携、経営効率の強化に努め、グループレベルでの新規顧客獲得、既存顧客の販売拡大を図るとともに、幹線輸送力の効率化やグループ会社間の営業拠点を統廃合するなど、構造の最適化に取り組んだ。

しかし、東日本大震災により、東北地方の一部拠点で壊滅的な被害が発生、原発事故による福島県内の生産活動の停止などもあり、事業活動に大きな支障が出ることとなった。

今期も引き続きグループレベルの営業拠点再配置や事業再編などを進め、連結売上高830億円、営業利益18億円、経常利益14億円、当期純利益5億円を見込む。