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日販、AIO物流活用、書店向け文具・雑貨パッケージを展開

2012年6月11日 (月)

ロジスティクス日本出版販売(日販、東京都千代田区)は7月から、書店向け文具・雑貨事業の本格展開を開始する。書店店頭で文具・雑貨を販売するニーズに対し、店作り・品揃え・季節フェア・価格訴求商品を含む売場演出、店頭オペレーションまでを日販がプロデュースするサービスを展開する。

 

新たな文具・雑貨パッケージ「Sta×2(スタスタ)」は、ステーショナリーステーションを略したもので、本と文具・雑貨が融合した書店ならではの複合売り場を実現し、書店と顧客に「新たな感動体験や付加価値を発信する基地」を目指す。

 

スタスタは、書店の立地に応じた商品構成とともに、本と連動した商品企画を展開、併せて店頭サイン・POPの提供を行う。また、11月リリースの日販POSシステムで単品管理や定番商品の自動発注、将来的には本部機能も搭載しチェーン店での管理機能を充実させる。

 

店頭着荷に関しては、本と文具を同時に店着させる、出版物とのオールインワン(AIO)物流を実現し、店頭オペレーションの軽減を図る。文具売場のバックエンドは、加藤憲ホールディングス(名古屋市)のグループ会社「G.R.S.」が日販取引書店専用倉庫を開設。商品調達・定番商品の品揃え・タイムリーな配送、店頭フォローなどの側面支援を実施する。

 

7月には、すばる(千葉県鎌ケ谷市)が展開する書店で第一号店を開設し、その後全国の書店に拡大、今後3年間で300店舗の導入を目指す。