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NXHD、日通の人員削減で特損90億円計上

2025年9月17日 (水)

財務・人事NIPPON EXPRESSホールディングス(NXHD)は17日、グループ会社の日本通運が実施した「セカンドキャリア支援」の結果を公表した。これに伴い、2025年12月期の連結業績予想を下方修正した。

同制度は、職務・年齢・勤続年数など所定条件を満たす社員を対象に募集し、退職金の加算や再就職支援サービスを提供するもの。8月18日から29日にかけて募集を行い、当初300人程度を予定していたが、実際には480人が対象となり、9月30日付で退職する。

NXHDは今回の支援により、加算退職金など90億円をその他費用として計上。この結果、25同期の通期連結業績予想は営業利益を従来見通しの700億円から610億円、営業利益を600億円から510億円、税引前利益を600億円から510億円、最終利益を400億円から340億円へそれぞれ引き下げた。売上高予想の2兆6000億円は据え置いた。

同社は「人材の多様なキャリア選択を支援しつつ、持続的な成長につなげる」としており、再発防止策や収益力強化に取り組む方針を示している。

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LOGISTICS TODAY編集部
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