ウェザーN、高速道路6社と連携しドライバーに大雪情報

ECウェザーニューズ（千葉市美浜区）は27日、高速道路会社6社と連携し、大雪が予想される際に一般利用者向けに規制などの高速道路情報を配信する、と発表した。

2月の記録的な大雪によって福井県の国道8号線で1500台の車両が滞留したことなどを背景に、NEXCO東日本・中日本・西日本と首都高速道路、阪神高速道路、本州四国連絡高速道路の6社と連携、スマートフォンアプリ「ウェザーニュースタッチ」に各社の高速道路情報を集約し、大雪情報や高速道路の規制・通行止め予測を提供する。

これまでも、NEXCO東日本北海道支社に対して2006年に除雪車の稼働、凍結防止剤の散布などの運用を支援するサービスを開始し、現在は国内の8割の高速道路に気象情報を提供しているが、2月に記録的な大雪によって1500台もの車両が国道上で滞留した福井県の事例などを踏まえ「大雪による交通への影響」を減らす目的で連携を開始した。

大雪が予想される場合、ウェザーニュースタッチで3日前には大雪の影響を受ける地域や期間、2日前には都道府県単位で通行止めや冬タイヤ装着が必要となる時間帯の予測情報を提供する。