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JSキューブ、高速・自動仕分け可能なメールソーター発売

2019年1月10日 (木)

サービス・商品トッパン・フォームズ傘下で機器販売・保守やBPOサービス、総合人材サービスを展開するジェイエスキューブ(東京都江東区)は、米OPEXコーポレーション(ニュージャージー州ムアレスタウン)製の新型メールソーター「メールマトリックス」を発売する。

オペックスの販売代理店として、企業のメール室などに大量に届く郵便や社内便などの物品をワイヤレス搬送ロボット「iBOT」を活用して高速・自動仕分けが可能なメールマトリックスの取り扱いを国内で初めて開始。厚みのある封筒、冊子、小包など多様な形状に対応するほか、バーコード認識や簡単なキー入力だけで効率良く仕分けできることから「多くの人手をかけて行っていたメール室業務の生産性向上や人員配置の効率化」が可能となる。

従来の平面的なメールソーターと異なり、立体的な構成にすることで、最小32トレイから最大1088トレイまで仕分け数に応じた構成が省スペースで構築でき、トレイ数に応じて複数の搬送ロボットを併走させることが可能。オペレーターの操作は、物品のセットと簡単なキー入力だけのため、最小1人から運用できる。

多くの支店や営業店を持つ金融機関などでは、通知物を集約して仕分け・発送するメール室業務を限られたスペースに棚を設置し、手作業で行っており、メール室では通知物の取り扱い量のピークに備えて人員配置を行うが、昨今の人手不足で人材確保が課題となっていることから、ジェイエスキューブでは、こうした課題の解消策として売り込む。支店や営業店を数多く持つ金融業界やメール室を持つ企業を中心にメールマトリックスを拡販し、2021年度までに累計30億円の売上を目指す。