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ヤマトGL、東京・京浜島でフォワーディング拠点竣工

2019年1月17日 (木)

拠点・施設ヤマトホールディングスは17日、傘下のヤマトグローバルロジスティクスジャパン(東京都中央区)が建設を進めていた、海外と日本を結ぶ海上輸送の玄関口となる物流拠点「東京グローバルロジゲート」が25日に東京都大田区京浜島で竣工する、と発表した。竣工式、稼働開始時期に合わせて3月に行う。

世界の海上荷動量が年平均4%の伸び率で拡大傾向にある中、日本発着の海上貨物貿易額も前年比12%増で推移しており、2020年に向け、特に東京を中心とした海上貨物がさらに増加するとみられているほか、グローバル展開する企業にとって物流の最適化が大きな経営課題となっていることから、「保管型の倉庫だけでなく、集配送や流通加工を含めた施設の多機能化が求められる傾向にある」として、建設した。

▲東京グローバルロジゲート完成予定図

東京グローバルロジゲートにはフォワーディング、通関、流通加工などの機能を集約し、増加が予想される荷物量と多様化していくニーズにも対応。保税蔵置場を設置するとともに、グループ会社が持つ機能と連携させてリードタイムと物流コストの削減を図る。

東京グローバルロジゲートの近隣には、東京港(大井コンテナー埠頭)や東京国際空港(羽田空港)、JR貨物の東京貨物ターミナルが4キロ圏内にあり、羽田クロノゲートへも2キロと近い。また、特殊梱包などで顧客の本業特化を支援するヤマトパッキングサービスの「京浜島流通トリニティセンター」とは隣接した立地にある。

■施設概要
施設名称:東京グローバルロジゲート
所在地:東京都大田区京浜島1-3-3
敷地面積:1万896.17平方メートル
延床面積:1万9931.07平方メートル
構造・規模:耐火建築物、地上4階建て(倉庫3層)
作業設備:恒温恒湿保管庫(2階の一部)空調施設(4階)、防犯カメラ・24時間有人警備、入退室セキュリティ管理
提供サービス:CFS、ロジスティクス、海外引越、美術品輸送・収蔵
稼働開始日:2019年3月5日