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宅配ボックス設置で8割が「ストレス減った」、ナスタ調べ

2019年2月20日 (水)

話題ナスタ(東京都港区)は20日、福岡市の戸建住宅に住む1000世帯に宅配ボックスを提供し、受け取り方の変化が宅配ストレスに与える影響とその効果を検証したと発表した。検証の結果、82.3%が宅配ボックスの設置によって「ストレスが減った」と回答した。

調査は「宅配ストレス」に着目したナスタが日本産業ストレス学会の夏目誠前理事長の監修を受けた測定方法で「宅配ボックスの設置前後で荷物の受け取りストレスの変化」を測定。ストレスを数値化することで、消費者の「本当の困りごと」を可視化した。

調査結果によると、宅配ボックスの設置後、「とても減った」と「減った」を合わせて82.3%がストレスが減少したと回答。特に、頻繁に荷物を受け取っていたユーザーほどストレスが減っていたことがわかった。

設置前には83.5%が「楽しみにしていた荷物や、どうしても受け取ったかった荷物が、指定した日に受け取れなかった」経験があると答えていたが、設置後は13.6%に激減、8割が「まったく経験しなかった」「ほとんど経験しなかった」と回答した。このほか「荷物がいつ届くかわからず困った」(72.4%減)、「ピンポンの音で寝かしつけた子供を起こされた」(47.9%減)など、ストレス度の高い順に8項目すべてで、同様の結果が見られたという。

▲配送時のストレス度の高い順に8項目

■実証実験結果レポート
https://www.nasta.co.jp/smapo/survey/