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フォーク周辺の進入禁止域、LEDで明示

2019年3月19日 (火)

サービス・商品パイフォトニクス(浜松市東区)は19日、フォークリフト周辺の侵入禁止エリアを可視化する新製品「ホロライト・アーチ・ミニ」を発表した。製品本体の体積と重量は従来品の5分の1、消費電力は半分、価格は3分の2に抑えたという量産製品で、産業車両向け注意喚起照明として4月1日から受注を開始する。

ホロライト・アーチ・ミニは、高輝度発光ダイオード(LED)光源と光学素子を組み合わせ、視認性の高い円弧状のアーチ光を形成する照明製品で、従来製品のような受注生産から計画生産へ移行し、量産化によってコストを抑えた。

照明色は視認性の高い赤色と緑色に設定し、IEC(国際電気基準会議)が定めた防塵防水の保護等級を「IP66」とすることで、標準仕様で屋外でも使えるよう配慮。

小型化によって無人搬送車(AGV)への搭載も視野に、危険ゾーンを明示して事故を防止する用途での利用拡大を見込む。製品価格は12万円(税別)で、1年目1000台、3年後には年間1万台の販売を見込む。