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カネカ、中国・華南地区に発泡ポリオレフィンの新工場

2012年6月20日 (水)

拠点・施設カネカは20日、中国・華南地区に鐘化(佛山)化工有限公司を設立し、7月から発泡ポリオレフィンビーズの新工場建設を開始すると発表した。生産能力は年産3000トンで、2013年5月から稼働する計画。投資額は10億円。

 

中国では蘇州愛培朗緩衝塑料有限公司(江蘇省蘇州市)に次ぐ第二の拠点となり、中国における生産規模は併せて年産9000トン。今後は、需要増に応じて総生産量1万5000トンを視野に入れ、増設も検討する。

 

発泡ポリオレフィンビーズを使用し発泡した成形品は、ツールボックスやバンパーなどの自動車用部材、電子材料の包装部材、通い箱として使用される。

 

華南地区の佛山市に新工場を設立することで、競争力を強化し増大する需要を積極的に取り込み、発泡ポリオレフィン事業の拡大を目指す。