拠点・施設国土交通省は5月下旬をメドに、40フィートの背高国際海上コンテナ車両であっても特殊車両通行許可を取得せずに通行できる措置を導入する。
昨年3月の道路法改正により、物流上重要な道路輸送網を国土交通大臣が「重要物流道路」に指定し、背高コンテナ車両の特殊車両通行許可を不要とする措置の導入や、災害時の道路啓開・災害復旧を国が代行する制度が創設された。
国交省では、まず供用中の道路から重要物流道路として3.5万キロ、代替・補完路として1.5万キロを指定。今後は地域ごとに高規格幹線道路や地域高規格道路のネットワークを強化する「新たな広域道路交通ビジョン・計画」を策定し、2019年度中に事業中・計画中を含めた重要物流道路を指定することにしている。