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サービス・商品AIソリューション「AMY」（エイミー）を提供するAutomagi（オートマギ、東京都新宿区）は8日、福岡運輸（福岡市博多区）と共同で、受注管理業務の入力を効率化するAI画像ソリューションの実証実験を1月から3月まで行った、と発表した。
これにより、先行導入する予定の5事業所では、25人で行っている受注専門業務を8人程度で実施できることを確認。作業工数も70％削減できたとして、今後商用開発を進め、導入事業所の拡大を図るという。
福岡運輸ではこれまで、顧客からファックスで送られてくるフリーフォーマットの発注依頼書をスタッフが目視で確認し、必要項目を自社の受注入力システムに手入力していたため、入力方法が担当者によって異なっていたり、手動入力に手間がかかったりといったことが課題となっていた。
オートマギが開発するソリューションでは、ファックスの画像データに記載されている企業名、日時、商品などの文字情報を認識し、自動で抽出・入力することで、業務を省力化するとともに、システムへの入力ミスや漏れを防ぐ。福岡運輸では、受注専門職の業務効率化で生じる人員余力を働き方改革、人員配置の最適化につなげる方針。
▲利用イメージ
物流業界はデジタル化が遅れており、その分IoTやAIの導入効果が大きい。今後の労働力不足を見越し、これからも積極的に新技術を取り入れ業務の効率化を図りたい。福岡運輸社長の富永泰輔氏
