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ドコモ・伊藤忠、傭車の運行管理用小型端末を開発

2019年4月22日 (月)

サービス・商品NTTドコモ、NTT DOCOMO USA、伊藤忠ロジスティクス、ITOCHU LOGISTICS(USA)の4社は18日、傭車の運行管理用に、内蔵電池や太陽光で駆動する携行型小型通信端末を開発し、5月1日から米国において実証実験を開始すると発表した。

▲端末のイメージ

同端末は、消費電力の少ない通信規格「LTE-M」を活用することで、内蔵電池や太陽光で駆動するため、機器を常設せずに取り外し可能なことが特徴で、機器の常設が難しい傭車利用運送においても運行管理が可能となる。

この端末を利用すると、位置情報や急ブレーキの発生頻度などを専用のポータルサイトでリアルタイムに閲覧することができるほか、配送先に近づくとメールで通知を受け取ることも可能で、配送先と運送業者の双方が運行状況を把握することができる。他にも温度・湿度・気圧・明るさなどを検知する機能もついており、荷物に合わせて必要な情報を取得することができる。

同端末の実証実験は、米国において5月1日から6月28日まで行う予定で、今後は米国以外に日本を含むアジアでも展開していく方針としている。

▲実証実験のイメージ

端末の詳細
サイズ:高さ123ミリメートル、幅約81ミリメートル、厚さ約32ミリメートル
検知する情報:GPSによる位置情報、加速度、温度、湿度、気圧、明るさ、電池残量