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IT経営注目企業にSGHD、効率活用で高評価

2019年4月24日 (水)

認証・表彰SGホールディングスは23日、傘下のSGシステムが主導する「ITを用いた経営課題の解決に向けた取り組み」が評価され、経済産業省と東京証券取引所から「IT経営注目企業」の認定を受けたと発表した。

IT経営注目企業は、経産省と東証が共同で選ぶ「攻めのIT経営銘柄」から認定するもので今回は20社が選定された。

同社は2005年から7年かけて佐川急便の大規模基幹系システムの小型化に取り組み、ホストコンピューターからオープン系システムへ刷新するなどして年間ITコストを35%削減したほか、13年には100テラバイトを超えるデータを蓄積・処理可能なビッグデータ分析基盤を構築、佐川急便の荷物一個あたりの原価管理を行うなど、収益改善につなげた。

現在は、人手で入力している「1日に数十万件発生する配送伝票上の手書きデータ」をAI技術で自動化する新システムの開発に取り組んでいる。

▲発表会の様子