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アマゾンがトヨタにカイゼン講義、企業間交流で

2019年6月3日 (月)

話題アマゾンジャパンは3日、同社の多治見フルフィルメントセンター(多治見FC、岐阜県多治見市)でトヨタ自動車との企業間交流プログラムを実施したと発表した。

このプログラムは、多治見市が進める企業間交流プロジェクトにアマゾンとトヨタ自動車田原工場が参加して5月31日に行われたもので、レクサス専門工場の田原工場の管理職を中心とする30人が多治見FCを訪問し、FCツアーに参加した。

▲多治見FCサイトリードの松本潤氏

ツアーでは、多治見FCサイトリードの松本潤氏がアマゾンのグローバルビジネス成長の仕組みについて講義。従業員の安全を第一に考える職場環境を実現するための「5S」(整理、整頓、清掃、清潔、躾)やカイゼン活動、アマゾンのリーダーシップを発揮するための行動理念などについて学んだ。ツアー後には、社員食堂で地元の食材を使ったメニューを囲んでの昼食会も開かれ、参加者同士が親睦を深めた。

トヨタ自動車田原工場の参加者からは「私達が創業以来、世界の自動車産業をリードするために、日々実践しているカイゼン活動を、とても高い水準で実施しているアマゾンに感動した。さまざまな観点で施設内を確認したが、働きやすい職場作りを日々実践されていて、とても清潔で、作業が効率的に行える環境だった」といった感想が寄せられた。