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財務省・上期貿易統計

韓国向け輸出△11.1%、半導体等製造装置が半減

2019年7月18日 (木)

国際財務省が18日公表した2019年上半期(1−6月)の貿易統計(通関ベース)によると、対韓国輸出は△11.1%(前年同期比)と大きく落ち込んだ。

経済産業省による韓国向け輸出管理の運用見直しが発表された7月1日よりも前の統計だが、すでに韓国向け輸出の減少傾向が鮮明になっていたことがわかる。

上半期の対韓輸出が減少した最大の要因となったのは、18年上期の実績から重量ベースで△47.6%、金額ベースで△52%と半減した半導体等製造装置だ。△11.1%となった輸出額のうち、半導体等製造装置の減少による影響は6.9%分と6割以上だった。

同じ日に公表された6月単月の韓国向け輸出は前年同月比△14.8%と、マイナス幅はより大きくなっている。