対米中輸出大きな伸び、3か月連続貿易黒字

調査・データ財務省が20日に発表した貿易統計速報によると、8月は自動車、電子部品などの輸出が伸び、輸出額は前年同月比18.1％の増加となった。輸入は石炭、液化天然ガスなどの伸長で15.2％増。収支差額は1136億円と3か月連続の黒字となった。

輸出は米国向けの自動車や自動車部品、半導体製造装置、中国向けの電子部品、科学光学機器、鉄鋼の大きな伸びがけん引した。特に米国向け自動車輸出は前年同月比で28.3％増となり、全体を押し上げた。8月の対ドル為替レートは1ドル110円77銭で、前年8月に比べて7.3％の円安。