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川崎汽船1Q 、13.6%減収も営業黒字転換

2019年7月31日 (水)

財務・人事川崎汽船が7月31日に発表した2020年3月期第1四半期(4-6月期)決算によると、売上高は1833億1200万円で13.6%の減収となったが、製品物流セグメントが黒字転換したことで営業利益40億5200万円と前年同期の営業損失133億7000万円から大きく改善した。

前年同期の部門損失が167億6200万円にのぼった製品物流セグメントでは、自動車船が運航効率・運賃率の改善や船隊規模の最適化により黒字転換、コンテナ船ではオーシャンネットワークエクスプレス社(ONE、シンガポール)の値上げや堅調な荷動きに加え、事業移管に伴う一過性の費用が減少したことで損失を縮小し、部門利益18億4500万円まで大幅に改善した。

そのほか、ドライバルクセグメントは減収減益で部門損失3億5300万円と赤字に転じたが、エネルギー資源セグメントが増収増益で部門利益18億2900万円(6.3倍増)となり収益改善に貢献した。

■決算集計(見出し:年/決算期/四半期、[]:前年同期比、単位:百万円)
 20/3/1Q19/3/通期19/3/3Q19/3/中間
売上高183,312 [-13.6%]836,731 [-27.9%]638,498 [-27.7%]416,129 [-28.1%]
営業利益4,052 [ - ]-24,736 [ - ]-9,273 [ - ]-12,321 [ - ]
最終利益7,779 [ - ]-111,188 [ - ]-30,953 [ - ]-24,581 [ - ]
売上高営業利益率2.2%-3.0%-1.5%-3.0%