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ヤマト運輸、子ども交通安全教室の参加数200万人突破

2012年7月9日 (月)
紐を使った死角体験の様子

紐を使った死角体験の様子

イベントヤマト運輸は9日、全国の保育所・幼稚園・小学校などで実施している「こども交通安全教室」の参加人数が、累計200万人を突破したと発表した。

 

同社では1998年から、地域の子どもたちに交通安全の知識を伝える「こども交通安全教室」を北海道から沖縄県の全国各地で実施しており、6月末時点で参加児童数200万2235人、開催回数1万8748回となった。

 

この取り組みは、地元の保育所・幼稚園・小学校などに出向き、安全運転の実体験を生かしながら集配車を使用して、交通安全について「見て・触れて・感じる」ことができる体験型の交通安全教室として実施している。

 

担当者は、その地域の集配を担当するセールスドライバーを中心としたヤマト運輸の社員で、集配車両に乗り運転席からの景色や死角体験、横断歩道の渡り方などを体験してもらう。

 

クロネコ・シロネコが登場した福島県飯舘村での事例

クロネコ・シロネコが登場した福島県飯舘村での事例

15年目を迎える今年度からは、公式のクロネコ・シロネコ着ぐるみや死角表示の紐などを備品としてリニューアル。より多くの地域で多くの児童・生徒が参加できるよう体制を整えた。

 

福島県飯舘村では、福島第一原子力発電所の事故の影響で、計画的避難区域となっている地域の小学校に通っていた児童の避難先の小学校で実施。同社は「『車の周りでは遊ばない』という約束とともに元気も届けた」としている。