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全ト協、横断歩道前の減速徹底呼びかけ

2019年9月10日 (火)

環境・CSR全日本トラック協会は10日、東京オリンピック・パラリンピックの開催を控えて横断歩道手前で減速する義務、歩行者優先義務をトラック運送事業者に周知するよう、全国の都道府県協会に協力を要請した。

2012年から17年までに発生した「自動車対歩行者」の死亡事故件数は6275件発生しているが、このうち73%を「横断中」が占めている。

警察庁は、信号機のない横断歩道で歩行者優先を徹底する取り組みを促すため、秋の全国交通安全運動が行われる9月24日から26日までのうち1日を「対策強化日」として都道府県ごとに指定し、街頭で指導取り締まりなどの活動を展開することにしている。

全ト協は警察庁から「プロドライバーの模範となる運転」の実践に向けた協力要請があったことから、改めて横断歩道手前の減速・歩行者優先義務の徹底を呼びかけることにした。