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物流連会合で宮島参事官「官民連携で海外展開」強調

2019年9月19日 (木)

▲都内で開催された第1回国際業務委員会(出所:JALoT)

行政・団体日本物流団体連合会(JALoT)は19日、第1回となる国際業務委員会(原田浩起委員長)を都内で開催し、冒頭のあいさつで国土交通省総合政策局の宮島正悟参事官が官民連携で日本の物流システムの海外展開を進めて行く姿勢を強調した。

続く議事では、同氏がASEAN各国を対象にしたセミナー、ワークショップなどスマートコールドチェーン物流構想に向けた取り組みとロシア運輸省、ロシア鉄道の協力で実施しているシベリア鉄道利用促進に向けた取り組みなどを説明した。

▲説明する宮島正悟参事官(出所:JALoT)

講演では、今年度の海外物流事情実態調査対象国であるインドについて、インド・ビジネス・センター代表の島田卓氏が「インド人とビジネスをするための鉄則」と題し、現地の基礎知識や慣行などを解説した。

会合の最後には、10月に南東インドを対象とした物流事情実態調査(計画案)の概要説明が行われ、承認された。次回の会合は20年3月に行われる。

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