環境・CSRSBSグループは3日、同社の鎌田代表をはじめとするグループ各社社長と経営幹部が参加する緊急時対応訓練を9月27日に実施した、と発表した。同訓練は今回で4回目。
2部構成とした訓練では、まず第1部で大規模災害発生時に組織する「対応本部」のグループワークを実施。震度6強の首都直下地震を想定し、帰宅を希望する社員やトラックの協力要請への対応など4つの課題について施策を検討した。業務が多岐にわたる同社グループは、各社が置かれている状況によって判断が異なるものの、対応には一定のルールが必要であることを改めて認識した。
続く第2部では、社内備品保管場所を確認するとともに非常食作りと非常用トイレの使用を体験。実際に見て、触れてみることで新たな気づきを得られたと同時に、今後の備蓄品整備の参考にもなったという。
同社は、大規模災害に備えて、グループの対応に統一した方向性を示す「事業継続計画書」を策定しており、「今後も定期的に訓練を実施することで事業継続性の向上と防災・減災に努めていく」としている。