国際郵船ロジスティクスは29日、同社のハンガリー法人が11日にスロベニア西南の都市コペルに支店を開設した、と発表した。
コペルは、イタリアとクロアチアに接する貿易拠点で、地中海に面したコペル港を有する。同社は、コペル港を中央・東ヨーロッパへのゲートウェイとして注目し、日系物流企業として唯一スロベニアへの進出を決定。同国内でもグローバルネットワークを生かした最適なサプライチェーン・ロジスティクスサービスを提供していくという。
開所式にはスロベニア駐箚特命全権大使の吉田雅治氏をはじめ、11カ国50人が出席。吉田雅治大使は「日本企業の投資とビジネスは増加しており、郵船ロジスティクスと日本企業をはじめとする各企業が、コペル港の戦力的優位性を活用していくことを期待する」とスピーチした。