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コープさっぽろ、物流効率化進み自動搬送ロボ追加

2019年11月1日 (金)

▲キャリロ(出所:ZMP)

サービス・商品ZMPは10月31日、コープさっぽろの物流を手掛ける北海道ロジサービス(北海道江別市)が、メインセンターである江別物流センターにZMPの物流支援ロボット「キャリロ」を追加導入した、と発表した。

北海道ロジサービスは、全道で109店舗の運営と宅配事業を展開しているコープさっぽろのロジスティクス部分を一手に担っており、メインセンターである江別物流センターでは店舗向けだけでも日々3~4万ケース、繁忙時には8万ケースものオーダーを処理し、道内各店舗と宅配事業用30センター向けに仕分・発送を行っている。

▲無人隊列走行の様子(出所:ZMP)

同社は、2018年8月に宅配サービスのSKU増加を受けてオートストアを導入。効率の良い入出庫を実現した一方で、集品ラインへの庫内輸送が急務となっていたため、19年10月までにキャリロの自律モデルと追従モデルを計11台追加導入し、無人隊列搬送による庫内輸送を実現した。

今後はZMP社に対し、屋外環境下で使用可能な高走破性モデルと冷凍環境下で使用可能なモデルのほか、WMSとの連携機能、マッピング機能、音声・音量の最適化機能などの開発を期待しているという。